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あなたのお皿はドコから?私はローマから、僕はペルシャから

なんとも夢のある話である。奈良県橿原市の遺跡から見つかったガラス皿がどうもローマからもたらされたようです。

Yahoo!ニュース - 奈良で出土の皿、ローマ帝国から? 化学組成ほぼ一致 (朝日新聞デジタル)

奈良県橿原(かしはら)市の新沢千塚(にいざわせんづか)古墳群(国史跡)の126号墳(5世紀後半)で出土したガラス皿の化学組成が、ローマ帝国(前27~395年)領内で見つかったローマ・ガラスとほぼ一致した。

395年と言うとローマ帝国の分裂ですから、全盛期から分裂に向かうローマを尻目に、遠い遠い極東までお皿は旅をしたという事になりますね。

距離にするとこんなに離れているんですよ!

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更にペルシャから旅してきた切子もあったそうです。

126号墳から皿とセットで出土した円形切子(きりこ)ガラス括碗(くびれわん=口径約8センチ、高さ約7センチ)の化学組成も、阿部さんらの分析でササン朝ペルシャ(226~651年)の首都、クテシフォンの王宮遺跡「ベー・アルダシール」で見つかったガラス片と同じと判明している。


当然、飛行機や車が無い時代、旅路の途中には「盗賊に襲われながらも割れずに守りぬかれたり、長い旅路をたどったガラス皿をみて更正した若者がいたり、少しの時間はとある家で飾られながら商人の人情によって旅を再開したり……」とさまざまなドラマがあったのではないかとついつい妄想してしまいますね ;)