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花粉症の希望の星『優良無花粉スギ 立山 森の輝き』を応援するエントリ-日比谷公園に見に行った

寒さも峠を超え、すこし暖かさを感じる春の季節。本来ならば暖かくなる温度に比例して気持ちも陽気になろうものですが、そんな気持ちを木っ端微塵にして人々を憂鬱のどん底に突き落とすものがあります。

そう、花粉症です。花粉症がなくなれば日本のGDPは数%上がりますよね。景気対策として花粉症に取り組んで欲しい。

で、花粉症には色々ありますが、やっぱり圧倒的に多いのは「スギ」花粉です。

Googleトレンドで「花粉症」と検索してみると、見事なまでの心電図状態で、毎年キッチリと3月にピークが発生します。

富山県産優良無花粉スギ「立山 森の輝き」

毎年春に怯える花粉症の皆様に朗報です。富山県森林研究所で無花粉スギという夢のようなスギが開発されています。

無花粉スギ│森林研究所

その無花粉杉の名前は「立山 森の輝き」。輝いています!!

しかし、無花粉スギってそもそもどういうものなのでしょうか? なんか遺伝子操作とかそういうモノなのでしょうか? というのは気になる所です。

無花粉になる性質(雄性不稔性)は、一対の劣性遺伝子(aa)によって支配されており、メンデル遺伝することから、最初に発見された無花粉スギの母樹(aa)と雄性不稔遺伝子をヘテロ型(Aa)で保有する富山県(タテヤマスギ)の精英樹・小原13号を交配し、この集団の中から9年かけて無花粉で初期成長と通直性に優れた1個体(F1小原13)を選抜しました。このF1個体に石川県の精英樹・珠洲2号(Aa)を交配して得られた無花粉スギが「立山 森の輝き」です。

上記の森林研究所のページによると、最初に偶然発見された無花粉スギに対して、特定遺伝子を持つ個体をかけあわせて、時間をかけて品種改良したモノが無花粉スギ「立山 森の輝き」という事です。つまり、時間をかけて自然の交配を繰り返して作り上げられたモノという事です。

イノシシを改良して豚を作ったなみの人類に寄与する改良ですね。

残念ながら普及には時間がかかる

人類の希望の星「立山 森の輝き」には早急に日本の杉林を席巻してほしいものですが、実際の所はどうなのでしょうか?

資料によると、「立山 森の輝き」は平成28年度に4万本、平成32年度に10万本、さらに挿し木により平成39年度に30万本を目標として苗木を増産する予定だそうです。

で、これは日本の杉総量に比べてどうなのか?という事です。

林野庁の数値によると、杉は約448万haあります。1ha当たり代替3,000本計算すると、日本の杉総量は約13,440,000,000本…… 

ああ遠い。日本の杉が無花粉スギになるのは、遥か先になりそうです。

無花粉スギは日比谷公園にいる

この「立山 森の輝き」なんですが、実は日比谷公園に植樹されています。

ということで行ってきました。

埋まっている場所はかもめ広場。

このあたりです。

埋まっている所を収めた写真がコチラ。

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まだまだ、小さいですね :)


無花粉スギの効果が体感できるようになるのは、正直遥か彼方かも知れません。ただ、この一歩は人類にとって偉大な一歩になるはずです。後世にはスギ花粉で苦しんでいる人が少なくなるように、日比谷公園に埋まっている希望の星を折を見て拝みに行きたいと思う次第です :)